世界のお酒大全

world-liquors.net

ウォッカの歴史・ウォッカができるまで

      2015/05/20


他の蒸留酒と同じく、源流は中東から。さかのぼると、中東で生まれヨーロッパに伝わった「命の水:aqua vitae」に行き着くことが出来ます。

現在のウォッカの特徴にもなっている「白樺の炭を使ったろ過」をするという製法は1794年に誕生し、その製法が広がると共に、現在のウォッカの形が確立していったといわれています。

 

ウォッカのトリビア

燃える酒、スピリタス!!

ウォッカの中には、なんとアルコール度数が96~97%にもなる「スピリタス」というお酒があります。ポーランド製の「スピリタス」というウォッカは、含有アルコールを見ても判るように、ほぼ純粋なアルコール成分。ここまで純粋にするためには70回にも及ぶ蒸留とろ過を繰り返すそうです。

本場では、消毒薬として家庭に常備されています。時代劇や昔の世界を描いた映画作品なんかで、傷に口に含んだお酒をブーッと吹きかけて消毒するシーン、見たことあるでしょうか?おそらくスピリタスならこの使い方で十分に消毒としての役目を果たしてくれるでしょうね。

スピリタスはお店で出される場合には、飲むお客さんの周りで、もしくは本人にもタバコを吸っていることが無いようバーテンダーが注意を払います。瓶の注意書きにも、「火気厳禁」と書かれていますしね・・・。

ウォッカと缶チューハイの深い間柄

こんなウォッカのような強いお酒、自分はそんなにお酒に強くないから飲んだことがないわ!という方へ。実はけっこうウォッカは身近なお酒なんですよ。前述したとおり、その雑味のないクリーンな味わいは、カクテルにしたときに入れたものの味を邪魔しないので、カクテルベースとして広く一般的に使われています。

スピリタスと同様の酒は「中性スピリッツ」と呼ばれ、最近スーパーやコンビニで買うような缶チューハイがぐんぐん美味しくなった背景には、この中性スピリッツの活躍が隠れているんです。
余計な味がほとんどしないので、素材の味をしっかり生かした商品作りが出来るようになったからなんです。

以下、ウォッカをベースとしたカクテルを挙げてみました。よく飲むカクテルは入っていますか?

アブドゥーグ
アンジェロ
ウォッカ・アイスバーグ
ウォッカ・トニック
ウォッカ・マティーニ
カミカゼ
キッス・オブ・ファイヤー
コザック
コスモポリタン
ゴッドマザー
シー・ブリーズ
ジプシー
スクリュードライバー
スレッジ・ハンマー
セックス・オン・ザ・ビーチ
ソルティー・ドッグ
タワリッシ
チチ
ツアリーヌ
バーバラ
ハーベイ・ウォールバンガー
ハイ・ライフ
バラライカ
ビッグアップル
ブラック・ルシアン
ブラッディー・メアリー
フラミンゴ・レディ
ブリザード
ブルー・ラグーン
ブル・ショット
ブル・ドッグ
ボルガ・ボートマン
ポロネーズ
ホワイト・スパイダー
ホワイト・ルシアン
マッド・スレード
マネキネコ
ミッドナイト・サン
モスコー・ミュール
ルシアン・クアルード
レモン・ドロップ
ロードランナー

ウォッカができるまで

他の蒸留酒に比べて圧倒的な回数の蒸留、「多数回蒸留」と、「白樺の炭によるろ過」により、特徴的な澄んだ味わいが生まれます。
例えばウイスキーでしたら2回ほどの蒸留で60%程のアルコール度数の原酒にすることが多いですが、ウォッカでは90%以上の度数になるまで何十回と蒸留を繰り返し、製造されます。

 - 世界のお酒の種類, 蒸留酒