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梅酒の歴史、梅酒ができるまで

   


家庭でも手軽に作れる梅酒ですが、現在では大量生産され缶入りアルコール飲料として市販されていることが増えました。1697年に発刊された「本朝食鑑」という本に、梅酒の名前が登場することから、実際にはそれより前に梅酒は誕生し存在していたと推察できます。その後長らく家庭で作られるようになって行きました。

1959年に日本最大の梅酒メーカー:チョーヤが梅酒の製造を始め、その後生産とマーケットが拡大し、更に気軽に飲めるようになりました。

 梅酒のトリビア

自宅で作っても、酒税法違反にならないの??

お酒の扱いは酒税法という法律で取り締まられていて、自宅で酒の製造を行うと厳しい罰則があるのはご存知かと思います。じゃあ何故梅酒はいいの?という話をしますね。1962年に酒税法が改正されるまでは、自宅でお酒と果実等を混ぜて混成酒を作ることは確かに禁止されていました。
今でも自家製ビール等『発酵を伴う醸造行為』は禁止されています。そして、材料を混ぜるだけの混成酒にも一定のルールがあるんですよ。

・ベースとなる酒類のアルコール度数が20度以上
・穀物、ぶどう、アミノ酸、ビタミン類など法律で定められた物品以外を混ぜること

アルコール度数が上昇する醗酵を起こさずに、このルールを遵守すればOKです。

梅酒のバリエーションは年々増加中!

「梅酒」と今まで呼ばれていたものは、単にホワイトリカーの焼酎をベースとしたものがほとんどでした。ですがマーケットが増加し、お店等でも沢山の梅酒を飲むことができるようになりました。
ベースが、焼酎以外にも、ウイスキーやブランデーに漬け込んだり、加える砂糖もはちみつや黒砂糖、メープルシロップを使ったもの・・・にごり梅酒なんてものもありますね。甘みのあるものが多く、女性はもちろん男性にも根強い人気があります。どれも味に個性が加わり、梅酒専門のバーなども時々見かけます。
梅酒の酒類が豊富なお店に出会ったら、今までに飲んだことの無いバリエの梅酒や、新しい飲み方で試してみてはいかがでしょうか?

お菓子にも使われるようになった梅酒

お酒としてだけでなく、爽やかな梅の風味と甘みを生かして、お菓子にも使われることが多い梅酒。代表的なものは梅酒ゼリーです。酒類により違いますが、漬け込まれていた梅の実が入っているようなものもあり、夏の大人への手土産に好まれますね。お菓子に使われる場合には、アルコールは特に気にしなくていいほどに薄まっている製品もありますが、子どもにとってはやはり少し苦味があるというか、大人の味に感じられてあまり好まれないことが多いです。
もちろん感じ方に個人差はあるので、小学生だけれど梅酒ゼリーや梅酒の梅の実が大好き!なんて子どももいますね。

梅酒ができるまで

ホワイトリカー(甲種の焼酎、ウォッカなど)、氷砂糖、完熟前の青梅を使う製法が一般的です。ホワイトリカーは35度以上のものを使うと、梅のエキスが浸出しやすいといわれています。上記の内容の通り、自家製造には法律の制限があり、他人へ振舞うことにも制限があるので注意は必要です。

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