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紹興酒の歴史・紹興酒ができるまで

      2015/05/20


紹興酒の歴史は古く、紀元前722~481年の春秋時代という時代までさかのぼれるそうです。文献では紀元前239年の『呂氏春秋』という書物に始めて登場し、お酒を使った占いで国民の士気が上がっている、といった内容の描写があるそうです。

そのお話の舞台になった会稽山は、紹興の街に近いので、占いに使われたお酒は紹興酒だったのでは?と言われているそうです。

 

紹興酒のトリビア

嫁入り道具としても使われる紹興酒

紹興の街では、家に女児が生まれたらその次の満月の日に、紹興酒のかめを土中に埋めるという風習がありました。そのかめは大事に土の中で保管・熟成され、女児が成長して嫁ぐことが決まると掘り起こされます。
おめでたく美しい彫刻が施されたかめは「一生幸せに人生を送れるように」と願いをこめて、結婚の持参品とされるんです。

紹興酒と氷砂糖の組み合わせ

日本で紹興酒をお店で注文した時、大抵氷砂糖やカットレモンを入れて飲む飲み方で提供される事が多いです。中国の一部でもそのようは飲み方で提供されます。これは、・・・紹興酒があんまり美味しいお酒ではないので、何とか飲む為の苦肉の策だとも言われているんです。

長期熟成の紹興酒は、若い酒ならではのとげが取れて、まろやかな味わいに仕上がっているので、是非ストレートでそのまま飲んでみてくださいね。

 

紹興酒ができるまで

淋飯酒という中国版日本酒のような酒をまず作り、それに蒸したもち米と水、麹を追加して室内で10日間程度一次発酵をさせます。
その後屋外で3ヶ月弱の2次発酵をします。
その後にかめに封入、貯蔵庫で熟成させ、瓶詰めして出荷されます。

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