世界のお酒大全

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ラムの歴史・ラムができるまで

      2015/05/20


かの昔、コロンブスが南欧で見つけたサトウキビは、西インド諸島に持ち込まれて、そこが世界一の産地となりました。砂糖を作るために絞ったサトウキビの搾りかすを利用して作られるラムは、17世紀前後に誕生しました。
そして同じ時代の奴隷三角貿易で、黒人奴隷、その奴隷たちが作ったサトウキビ、更にそれから作ったラム酒、と、順々に運んだといわれています。

 

ラムのトリビア

「ネルソンの血」

イギリス海軍では、壊血病の予防として船員に粗製ラムを支給していて、海軍の酒と言っても過言ではないのだそう。
昔ネルソン提督が戦死した時には、その遺体をラム酒につけて腐敗防止をしたという逸話にちなみ、ダークラムを「ネルソンの血」と呼ぶんだとか。

作家、ヘミングウェイがこよなく愛したラム酒

世界で一番有名なラム酒好きは、作家のアーネスト・ヘミングウェイだと言われています。

彼はあまりにラム酒が好きすぎて、ラムの産地として有名なキューバに一時期居を構えていたこともあるそうです。そして、ラムで作るカクテル「モヒート」「フローズンダイキリ」を、毎日ダース単位で飲んでいたそうな・・・

 

ラムができるまで

ラム酒は、蒸留前の原酒を作る時点で製法に違いがあります。
ホワイトラムは、純粋な酵母のみを使い、短時間の発酵を、金属製のタンク・もしくは内部を焦がしていない樽で熟成させて作ります。

それに対してダークラムは前回の上流で使った原料の搾りかす等を加えて長時間自然発酵させ、古い樽・または内部を焦がした樽につめて熟成させます。

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