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カルーアの歴史、カルーアができるまで

   


1930年にメキシコのべラクルーズで、アルバレス兄弟がアラビカ種のコーヒーの栽培をしていました。彼らが地元の企業家と組み、コーヒーのリキュールを作った後、モンタルヴォ・ララという学者が少し手を加えて、現在のカルーアのレシピが完成しました。カルーアは1960年代にアメリカで大人気になり、世界へと広がっていきました。

 カルーアのトリビア

なんと自宅で作れるんです笑

アルコール度数20度以上の蒸留酒(リキュール)に、氷砂糖とコーヒー豆(挽いて粉にする前の豆の状態)を入れて、一ヶ月ほどほっておくだけで出来上がるので、自宅で手作りカルーアも楽しめます。コーヒーと相性がいいウイスキーに漬け込むのがオススメです。

カルーアのシンボルにもなっている、黄色いラベル

黄色がベースで、赤い文字でKAHLUAと書かれたおなじみのラベルは、発祥地ベラクルス州の活気あふれる町の雰囲気や土地柄が表されています。カルーアを飲みながら、カルーアの故郷の風景に思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。

相性抜群!『大人のコーヒー牛乳』

カルーアの飲み方には、ロックもありますが、やはり有名で大人気なのは、愛称が抜群な牛乳で割ったカクテル「カルーアミルク」でしょう。濃さはお好みで、氷の入ったグラスにカルーアを注ぎ、冷たい牛乳を加えてステア(混ぜる)する作り方が一般的ではありますが、アメリカではステアをあえてせずに「ロックのカルーアにそーっと牛乳を注ぎいれて、浮かせる」という製法もあります。

甘くクリーミーで、いくらでも飲めてしまいそうなカルーアミルクは女性に人気があります。でも、その優しい口当たりと飲みやすさにうっかり飲みすぎてしまうと・・・気づかないうちにとんでもなく酔ってしまうこともあるお酒なので注意です。また、牛乳を使っていることや甘いことが原因かは定かではありませんが、俗に「悪酔いしやすいお酒」と認識されていますね。甘みのおかげで、食事をしながら飲むというスタイルにはあまり合わないカルーアミルクは、ついついつまみもつままずにコーヒー牛乳のようにぐいぐい飲んでしまうから、悪酔いしてしまいやすいというのも当然の結果なのかもしれません。

カルーアができるまで

原料とするコーヒーは、ベラクルス州生産のアラビカ種コーヒー豆を100%使用し、巨大なエスプレッソマシンのような抽出機でまずはコーヒーを作ります。そこにバニラ、カラメルと、同じくベラクルス州の特産品でもあるサトウキビの廃糖蜜から作るラム酒のような蒸留酒を混ぜて8週間寝かせ、ろ過して完成です。

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