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キュラソーの歴史、キュラソーができるまで

   


17世紀にオランダ人が、ベネズエラ沖にあるキュラソー島からビターオレンジの果皮を本国に持ち帰って、蒸留酒に漬けてリキュールを作ったのが始まりとされています。名前もその島の名前から取って作られました。オレンジのリキュールですが、実や果汁は使用せず、皮のみを使うのが特徴的です。
甘みのあるこのリキュールはそのまま飲んだりもしますが、なんといってもカクテルのアクセントやお菓子作りに大活躍します。紅茶に加えても合いますよ。

 キュラソーのトリビア

銘柄も多いが色も多い!

まず最初に無色透明のホワイトキュラソー、そして琥珀色が美しいオレンジキュラソー。そのほかにカラーキュラソーと言って、青のブルー、緑のグリーン、赤のレッドなんかもあります。ブルーキュラソーはカクテルのブルーハワイに使われることからその中でも有名ですね。
柑橘の香りは万人受けしやすく、カクテル等にも利用しやすいですから、鮮やかな色を楽しむ目的で沢山の色のリキュールが生まれたのかな?とも思ってしまいます。カラーキュラソーはホワイトキュラソーに着色料を加えたもので、基本的にはホワイトキュラソーの味ですが、厳密に言えば食品添加物の分だけちょっと味が違うともいえます。

一方オレンジキュラソーは着色料ではなく、ベースのお酒が違ったり樽の熟成の過程で着く色で、樽の風味も添加されるのでホワイトキュラソーとはちょっと風味が異なります。

リキュールの中でも銘柄が特に多い

ホワイトキュラソーである「コアントロー」、オレンジキュラソーである「グランマルニエ」、ブルーキュラソーはサントリーの「ザ・ブルー」やボルス社の「ボルス・ブルー」、レッドキュラソーはスイスのファスビンド社が作った「キングストン・レッド・キュラソー」等があります。

キュラソーができるまで

大きく分けて二つの製法があり、ホワイトリキュールは無色の果皮エキスとシロップとホワイトリカーで作られ、オレンジキュラソーはオレンジ果皮とブランデーで作られ、更に樽熟成が行われます。その中でもグラン・マルニエはコニャックを使って作られているので、その他のオレンジキュラソーに比べるとちょっと値が張りますが、オレンジの風味が豊かで飲みやすく、価格だけの価値のあるお酒に仕上がっています。

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