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クレーム・ド・カシスの歴史、クレーム・ド・カシスができるまで

   


クレーム・ド・カシスは1841年、フランスのブルゴーニュ地方で生まれました。それまで人々に広く飲まれていたラタフィア・ド・カシス(カシスの果実酒:Ratafia de Cassis)という黒スグリのリキュールに取って代わるようになったのだとか。
初めにこのお酒を販売したのはルジェ・ラグルート社という会社で、カクテルに使われるようになってからというものの、可愛らしいお酒の色や甘酸っぱい味わいが人気となり、世界中に広まっていきました。

 クレーム・ド・カシスのトリビア

最初は町おこし目的だったクレーム・ド・カシス

発祥地であるフランスのブルゴーニュ地方は、世界的にも有名なワインの産地ですよね。その中の、ディジョン市は白ワインの産地として有名でしたが、販売促進のためにカシスリキュールと白ワインを混ぜてカクテルを作ったところ美味しいと大評判になり売り上げが大幅に上がったそうです。これが、「キールロワイヤル」という、シャンパンとカシスリキュールを混ぜたカクテルの始まりでした。そして考案した市長がキールさん。多大な功績として、市長の名前がつけられたのでした。

長持ちしないクレーム・ド・カシス

宅飲み派の人は、おうちにカクテルベースを常備することがあると思いますが、クレーム・ド・カシスを置くならちょっと注意が必要です。実はカシスリキュールは酸化にとても弱く、開栓後はすぐに痛んでしまいます。一度封を空けたら冷蔵保存が必須ですし、2~3ヶ月で飲みきるようにしてくださいね。

クレーム・ド・カシスができるまで

カシスは非常に参加しやすい果物のため、収穫後は手早く迅速に製造しなくてはなりません。高い度数のアルコールでカシスのエキスを抽出して、実も一緒に潰して加えます。砂糖を加えて味を調えて、ろ過をして完成です。果実のカシスと同様、カシスリキュールも酸化のしやすい性質は変わらないので冷暗所の保存をオススメします。

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