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シードルの歴史・シードルができるまで

      2015/05/20


ラテン語の『シセラ(Cicera)=果実を発酵させて作る酒』が語源。
9世紀の北欧のバイキング達が、フランス・ノルマンディ地方に侵攻し、定住したときに野生のリンゴの木を見つけ、それを醸造して造ったのが起源といわれています。

 

シードルのトリビア

サイダーの語源!?
英語表記では『Cider』、英語圏でのシードルの発音は『サイダー』となります。

サイダーと聞くと三ツ矢サイダーとか、甘い清涼飲料水・ジュースを私たちは想像して、お酒のイメージなんて無いかもしれませんね。

『しゅわしゅわと飲みやすく、シードルのような清涼飲料水』に、サイダーと名前をつけちゃったところ、爆発的に世界に広がり、いつしか語源となった本家のお酒のシードルのイメージよりも有名になってしまったのだとか。

ガレットの最高のお供!
リンゴからできているシードルは、とてもお安く買うことが出来るお酒です。なので、飲みやすさも相まって若者の入門編のお酒として親しまれています。

特にガレットと呼ばれる「そば粉のクレープ」と一緒に出てくることが多いのです。クレープと言っても、よく街で見かけるようなフルーツやホイップクリームたっぷりのものではありません。
ハムや卵、野菜やチーズを包んだ食事用の甘くないクレープで、これとふんわり甘くてしゅわしゅわのシードルの相性が、びっくりするほど良いんですよ。

シードルができるまで

リンゴを収穫した後、新鮮なうちにジュースを絞って、酵母を加えて発酵させて作ります。

ちなみ造れるという点では家庭でも、リンゴジュースにパンを焼くときに使うイーストを入れるだけで造れてしまいますが、日本の法律上、お酒を許可無く作ってしまうと「酒類の密造行為」というものにあたり、処罰の対象になってしまうのでくれぐれもやらないように・・・。

シードルを更に蒸留すると、アップルブランデー(カルヴァドス)へと進化します。

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