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カルヴァドスの歴史・カルヴァドスができるまで

      2015/05/20


1553年にシードルを蒸留して蒸留酒を作ったという記録が残っていますが、その頃はすでに蒸留の技術は広まっているので、その記録の以前からノルマンディー地方の農家では作られていたのでは?といわれています。

日本でも作られていて、リンゴジュースを造っていたニッカというメーカーが、操業初期からカルヴァドスを生産しています。

 

カルヴァドスのトリビア

リンゴが丸ごと入ったインパクト「ポム・ド・イヴ」

カルヴァドスの中でも、「ポム・ド・イヴ(イブの林檎)」という名が付いた品があります。
キュッとすぼまった口の酒瓶の中に、林檎が丸々一個入っているんですが、これは瓶を後から加工して林檎を入れたのではなくて、林檎の枝に花が咲いたときからこの瓶をかぶせて、林檎の実を育てているんですって!

フルーツブランデーとは?

ただ単にブランデーというと、白ぶどうで作った蒸留酒を指しますね?ここ近年では、「果実で造った蒸留酒」全般をブランデーと呼ぶようになりました。

林檎のブランデーであるカルヴァドスは、その中でも代表的なフルーツブランデーの一種ですが、他にもさくらんぼやすもも、木苺、西洋梨などからもフルーツブランデーは作られているんですよ。

 

カルヴァドスができるまで

シードルを蒸留して作られます。
カルヴァドス地方では製法の規格が厳密に決まっていて蒸留に関してはコニャックタイプ(フランス・コニャック地方のブランデー用)の単式蒸留器で、2回蒸留し、アルコール度数は72%以下で仕上げて、最低2年から3年の樽熟成を行って、加水されて、出荷という流れになります。

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